第1期パソコンリーダー養成講座2001

講座開講にあたって

言葉だけでどう言ったら理解してもらえるだろうか

2001年12月1日開所予定の西部地域交流プラザ（西部パレット）内の一コーナーに、静岡県西部障害者マルチメディア情報センターが設置されることになりましたが、センターとは名ばかりでパソコンは5台しかない施設でした。
しかし、肢体障害者向けのスイッチ類や視覚障害者向けにスクリーンリーダーなど、障害のある人たちにとっては待望のパソコン環境が用意されたのです。

そのセンターの管理運営事業を静岡県から受託したＮ-ＰＯＫＣＥＴでは、こうした機器・ソフトの操作法を説明するスタッフの常駐や障害のある人向けのパソコン講座開催のために、質の高いパソコン支援技術をもった人材の発掘と支援ボランティアの層を厚くする必要がありました。

しかし、視覚障害のある人にとってパソコンの活用はその生活を画期的に変えることが知られていますが、パソコンの操作においては、マウスを使わずキー操作のみであること、画面からの情報ではなく、音声情報のみで操作する必要があるなど、その特殊性から「おしゃべりするパソコン」支援技術の獲得はなかなか困難であることがわかっていました。

センターの管理運営は県からの委託事業ではありましたが、福祉情報支援技術者養成のための講座を、安田火災ちきゅうくらぶの助成をうけ、開催することになりました。

日程・講座内容

場所：

第1回～第9回 浜松市地域情報センター研修室
第10回浜松市地域情報センターホール

共催：

浜松市

助成：

安田火災ちきゅうくらぶ