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第1回・第2回ブラジル人学校児童検診会

1990年の入管法改正以後、浜松地域で労働力としての日系南米人の数が増加しました。それにともなって、彼らの労働災害や健康の問題も徐々に増え、また家族化が始まると、その子どもたちの教育問題なども発生してきています。
日本の学校では定期健診が義務づけられていますが、ブラジル人学校は学校保健安全法の適用外のため、定期健診は行われていません。将来の社会を担う子どもたちの健康管理について、外国人医療援助会浜松(MAF)の医師から子どもたちの慢性疾患を早期発見する必要性が提議されました。

2002年から浜松外国医療援助会では、ブラジル人学校の子どもに対しても支援の手を伸ばし、浜松中ロータリークラブの協力と、医師、通訳、検査技師のボランティアのもと、外国人学校の無料検診を始めました。N-Pocketが事務局をつとめています。
以降、毎年6~7月に浜松市内の外国人学校の合意のもとに、これらの学校へ通う児童生徒を対象にした内科、検尿、心電図の健診を行い、子どもたちの経年変化をカルテに記録しています。

第2回 ブラジル人学校健診会

日時 2003年7月
会場 ブラジル人学校3校、ペルー人学校1校
内容 内科(小児科)、検尿、心電図
主催 浜松中ロータリークラブ

第1回 ブラジル人学校健診会

日時 2002年9月
会場 ブラジル人学校3校
内容 内科(小児科)・検尿
異状の見られる子どもについては、上記の無料検診会時に二次検診を実施。