2001年度 事業報告
1. 共同事務所運営事業
(1) 事所設備の提供
(2) 事務局支援機能
(3) 他団体への提供
- 団体会員数(25団体)
- 事務局代行(3団体)
- (特定非営利活動法人)浜松城北体操クラブ
- 浜松外国人医療援助会(MAF浜松)
- 日本・バングラ友好学校協力委員会
- 事務局同居(2団体)
- 浜松環境ネットワーク
- 外国人労働者とともに生きる会・浜松(へるすの会)
2. 啓発事業
(1) NPO啓発講座の開催
「浜松市NPO講座」の受託
N-Pocket団体会員5団体と協働して企画運営/受講者数 124名
(2) 全国の視察の受け入れ
多文化共生事業関連
9月11日 「(特)市民がつくる政策調査会」の視察に協力
テーマ「在日外国人の子どもの支援に向けた取り組み」(国会議員他7名)
9月13日 「日本財団」職員の研修の受け入れ
テーマ「在日外国人支援に向けた取り組み」(10名)
障害者マルチメディア情報センターの運営事業関連
12月20日 大垣市役所より2名
「マルチメディア情報センターの立ち上げと運営について」
NPO全般
11月15日~17日 「JUCEE」主催のNPOP事業に協力
米国のNGO6団体(The Door, Medical Health研究所、Clapperstick Institute/Heyday Books、米国赤十字社、Vermont Alliance Of Nonprofit Organizations、Service Learning Center)のメンバー9名を受け入れて、N-Pocketおよび市内NPOを紹介。
(3) セミナーの開催
6月23日 「NPO税制優遇措置を学ぶ」(17名)
※シーズ松原氏の協力による全国キャラバンの一環
(4) 総合学習の受け入れ (職場体験学習)
6月20日~21日 北部中学校2年生 女子2名
9月27日 静大附属中学校3年生 女子1名
10月23日 北星中学校3年生 女子4名
11月14日~15日 中郡中学校3年生 女子2名
(5) 静岡県NPO推進室主催「NPO大学院」インターシップ受け入れ協力
2月6日 インターンと「年次報告書」編集方針などを協議(参加者7名)
3. 情報受発信事業
(1) ニュースレターを隔月発行
6・8・1・3月発行→会員・関係団体など毎回約200部を送付
(2) ホームページによる情報の発信
静岡大学情報学部の学生の協力によりリニューアル
(3) 全国の市民活動情報の受発信…随時
(4) 多文化ブラジルマップ作成
(5) NPOマネジメントブックレットの活用
N-Pocketが初めて翻訳・出版した本「非営利組織の経営に学ぶ」
4. コンサルテーション事業
(1) NPO設立や既存団体の運営に係わる相談と支援・・・随時
組織化、NPO法人化に関する相談、資金調達への支援
- 11月~2002年2月 ふじのくに文化助成金 ※「AUREA」に16万円交付
- 11月~2002年1月 企業経営研究所(駿河銀行) ※「MAF浜松」に30万円交付
(2) 海外研修に係る情報提供と研修のコーディネート…随時
5. 調査研究事業
(1) 浜松サポート資源ネットワークシステム調査事業 (日本財団助成)
浜松市内企業に対し、NPO、社会貢献に対する認識や人材交流、場所の貸与、資金・ 寄付などの提供についてアンケート調査
(2) ブラジル人青少年の意識と就学環境調査事業(日本財団助成)
教育に関する青少年の意識調査
6. ネットワーク体制づくり事業
(1) 専門性を持った個人および団体とのネットワークを築きながら行政との新しい協働関係をつくっていく新しい試み
静岡県から3事業、浜松市から1事業を受託→「(7)NPOモデル開発事業」参照
(2) 他団体交流および連携
(財)まちづくり市民財団研究交流事業に協力
静岡県での市民活動フォーラムを企画・実施
7月14日 参加者36名
「市民活動を行いやすい環境づくり~市民にできること 行政にできること」
団体会員代表者会議
7月14日 会場:南部公民館
NPO全国フォーラム東海会議への協力および参加
- 実行委員会への参加
- 英国からの講師招聘に伴うアレンジメントと講師陣のケア
8/2(木)~8/7(火) - 分科会「英国における協働事例の検討」の開催
“NPOと自治体の協働~その歴史・現状・課題”
8月4日 会場:名古屋国際会議場 参加者:約100名
SCI国際ワークキャンプに協力(Service Civil International)
- 8月11日~25日 会場:浜松ブラジル学校
- インターン受け入れ エリーナさん(フィンランド)1週間
ボランティア国際年静岡県推進協議会 西部事業の企画・運営
「未来につなげよう 私たちの活動」(7月下旬~2002年1月)
11月3日(土)~4(日) 会場:静岡文化芸術大学 碧風祭にて
以下の2企画を展示 来場者:約400名 アンケート回答数:112
- 子どもプレス
参加者20名(小学校2~高校3年生) 協力団体:10
10月7日~27日 取材のコツ講座・体験取材
~市民団体の取材、パネル・HP作成 - 市民団体活動団体ブース展示
2002年4月7日 浜松まちづくりセンターのオープニングで発表会
半年間の経験と、全米サービスラーニング会議(3月20日~23日、3000人規模)で得た経験と情報を参考に今後の展開を協議。
(3) 金曜サロンの開催 (隔月第4金曜日)
- 英国の社会企業家、ロビン・ローランド氏への市内NPOの紹介と市内市民団体との交流会
- NPOの紹介:N-Pocket、ネイチャーセンター、ウイズ、Let’s
Robin Roaland氏はイギリスのCommunity Action Networkの理事 - 8月6日 講演&交流会「イギリスのコミュニティー活動と社会起業家について講演」まめの木ハウスにて 参加者:30名
- NPOの紹介:N-Pocket、ネイチャーセンター、ウイズ、Let’s
- 新年会&アートパネル作成講座(講師:星野和子さん)
2月8日 西部交流センターぱれっと 参加者:約30名
(4) 第4回 クラフト&チャリティー
11月3日~4日 会場:静岡文化芸術大学 碧風祭(組立アトリエ)
テーマ:「もののいのちの再生」 参加:12団体
参加団体の売上からN-Pocketに64,450円寄付をいただく。
この内2万円を浜松環境ネットワークに寄付→これを基金に浜松環境ネットワークは「環境情報交換会」を2002年4月22日に開催し、大成功を収める
(5) 他団体支援(各5万円)
- 浜松自立支援センター ピアカウンセリング事業実施のための準備金として寄付
- あっと・ほーむ 障害児の放課後生活支援の家 開設資金の一部として寄付
7. NPOモデル開発事業
(1) 事業立ち上げのコーディネート…行政からの委託と協働事業
静岡県より3事業、浜松市より1事業を受託→浜松市NPO講座は、2.参照
静岡県からの委託事業
- 静岡県障害者就業支援ネットワーク体制づくり事業
- ジョブコーチ養成セミナー(7回開催)
6月16日~7月28日 受講者:52名 - 職場開拓、企業実習前のセミナー ほか
- 企業実習派遣 9~3月 参加者:23名
実習終了後に報告会を実施
- ジョブコーチ養成セミナー(7回開催)
- 静岡県西部障害者マルチメディア情報センター(MMC)の運営とIT活用による障害者自立支援促進事業
- 一級河川安間川河川整備構想策定事業
(2) やさしいネット(デジタルデバイド・セーフティネット事業)
- シニアのコンピューター講座「やさしいネット」
- ワード講座 6月8日~7月6日 講師:村松康氏 受講生:4名
- インターネット講座 講師:宝来成隆氏(静大4年生)
第6期 4月17日~5月17日(4回) 受講生:5名
第7期 5月24日~6月14日(4回) 受講生:4名
第8期 6月21日~7月12日(4回) 受講生:4名 - ふらっと相談講座
講師:宝来成隆氏(6回) 宮崎議弘氏(静大4年生)(1回) - 訪問サービス
講師:出上眞一郎氏(2回) 宝来成隆氏(1回)
- シニアのコンピュータ研修・交流会「えんがわネット」
毎月1回(火曜日)開催 参加者:7名 - 市民団体のためのHP作成講座
7月24日~31日 計5回
講師:宮崎議弘氏 受講者:4名 - 高齢者と障がい者のパソコン支援事業
- パソコンリーダー養成講座(10回)
9月23日~12月23日 受講者:約25名 - 関根知佳さん講演会「情報のユニバーサルデザイン」
12月23日 参加者:60名 - ユニバーサルデザインウェブページ作成ワークショップ 1月27日 参加者:16名
- パソコンリーダー養成講座(10回)
(3) 多文化共生事業
「路上演劇祭Japan in 浜松」の開催
- 路上演劇祭の開催 4月18日~22日
- 「市民参加の表現のワークショップ」の開催(7テーマ)
- 「市民公開セミナー&表現活動の報告会」の開催
- 「路上演劇公演」
- 「子どもの表現のワークショップ」1月~3月、8回開催
- 「路上演劇祭Japan」ビデオ報告会の開催
6月2日 静岡文化芸術大学 参加者:27名
浜松外国人医療援助会の支援事業
6月~無料検診会の準備(ボランティア募集~配置ほか)
10月14日 無料検診会の開催 受診者:572名 協力ボランティア:316名
外国人医療支援市民団体全国交流会の開催
6月10日 会場:浜松市地域情報センター 参加:12団体
8月1日 合意課題をもとに外国人集住都市会議へ政策提言
日本財団主催「多文化セミナリオ~東海~」への協力と成果発表会の開催
- セミナリオ当日の準備に協力 第1回~2回 5月、7月
- 成果発表会の開催 11月9日 参加者:133名
- 浜松フィールドワークの開催 11月10日
「外国人とのふれあいトーク(佐鳴台団地)」
「ポルトガル語メディアとNPOの意見交換会」 参加者:22名
(4) 居宅介護支援事業(独立事業)
福祉施設や医療法人に付随せず独立したケアマネジメント事務所は、全国的にも極めて例外的なケースであるため、当センターが支援している。
6月 事務所の整備始める
8月17日 「ジョアン」社会福祉士事務所の開設(湖東町)
9月10日 ケアプラン受付開始
9月15日 居宅介護支援事業の開始
2002年5月9日現在で、ケアプランの依頼が36件になる。
- 浜松市と訪問調査の委託契約結ぶ
- 介護雇用創出助成金が一部交付された
- 現在、非常勤職員として2名と契約
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