ICTオアシス
サポーターサロン
2011年1月 “しずおかパソコンボランティアねっと西部”と”N-Pocket”が共催で「パソコン操作をサポートする人のためのサポーターサロン」を始めました。
<サロンの趣旨>
パソコンボランティアへの依頼、障害者在宅パソコン講習への申し込みが年々増えているが、同じような活動をするサポーター同士のサロンを定期的に開催し、情報交換と事例紹介、そしてお互いのスキルアップにつながるテーマを話し合う場となる。
同じ思いを持って活動している人たちが一緒に話しあい、最新のサポート事情を共有したい。
<活動>
2011年1月から2014年3月まで、パソボラメンバー・在宅講習講師を含むサポーターが月1回集まり、情報交換をしたり、一緒にサポートに有効なソフトやアプリについて学んできました。
障害当事者の参加も増え、サポートを受ける側としての意見を聞くとともに、自らがサポーターとなることも含め、皆で活動を続けてきました。
UDトークの活用
聴覚障害者が他の参加者の意見を共有する手段として「UDトーク」を利用しています。
UDトークは「会議のユニバーサルデザイン」をスムーズに取り入れるために開発されたアプリです。
詳しくはホームページをご覧ください。ミーティング・会議の支援アプリ「UDトーク」
Shamrock Records様よりWiFiを利用した「法人向けのサービス」をご支援いただきました。
UDトークは「1人で使う」「2~5人で使う」2通りの使い方ができます。
聴覚障害の方が参加される場合、これまでは隣の人が発言者の言葉を書き取り伝えたり、5人まで利用できる「UDトーク」で対応していました。
法人向けサービスを利用し、サーバーにつながることで10人以上参加するサロンでも、各自が発言した言葉がそれぞれの端末に表示されるようになりました。
※「サポーターサロン」は2014年4月からN-Pocketの事業から離れ、サポーターによる自主的な活動として継続しています。