中学生と視覚障害者による“音を楽しむ”協働企画「ふれあいチャリティーコンサート」
2007年6月に、「ワルシャワ・浜松Jr.フェステイバル in Poland」に参加した附属浜松中の生徒さんが、同級生と一緒に、自分の得意とするバイオリンの音を楽しんでもらおう、と浜松市視覚障害者福祉協会と協働して、「ふれあいチャリティコンサート」を実施しました。会場受付でには入場料をいただくかわりにチャリティボックスをおき、多くの寄付金をいただくことができました。いただいた寄付金は、浜松視覚障害者福祉協会に手渡されました。
日時 | 2007年10月7日(日) 午後19時~20時半 | 会場 | 研修交流センター 21音楽セミナー室 |
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プログラム | 第一幕 オカリナのコンサート リトム(2005年結成のオカリナ演奏グループ) 第二幕 井川知海くんによるバイオリン&伊藤龍歌さんによる歌のコンサート 井川知海 静岡大学附属浜松中学校(3年生) 山角龍歌 浜松市立西小学校(6年生) |
■主旨
・音楽を通じて、障害のあるないに関係なく人としての交流を目指す。
・少しでも社会をよりよく生きる事ができる環境作りを目指す。
主催:附属中学校ふれあいコンサート実行委員会
共催:浜松視覚障害者福祉協会
後援:浜松市教育委員会
問い合わせ:浜松NPOネットワークセンター Tel 053-445-3717
これは、附属浜松中学校の総合的な学習の時間(ライフタイム)の「調査・探求:社会に貢献する継続的・実践的な活動を行う」の最後の仕上げとして、企画者である2名の中学生と、彼らの企画事業にボランティアとして参加する仲間の中学生6名が中心になって実施したもので、とても珍しい企画でしたが、150名ほどの参加者がありました。
そして、中学生らしいまっすぐな気持ちが伝わる、そして何より温かみと穏やかさのあるチャリティコンサートになり、多くの来場者に喜んでいただけました。
・寄付金収入 107,542円 (会場費支出 19,700円)
【N-Pocketの支援内容】
ライフタイム「個人テーマづくりのための個別面談」で、得意のヴァイオリンを生かした社会貢献として何ができるか、を相談されました。より音を楽しんでくださる方々として、「浜松市視覚障害者福祉協会」の名前をあげ、既存の施設への訪問演奏より、視覚障害者団体との協働作業によって、今までに経験したことのない多くの学びが得られることを伝えました。その結果、会場をかりてのチャリティコンサートが企画されましたが、会場予約、広報の仕方、当日の運営についてアドバイスを行いました。
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