市民原案ができるまで物語(7)
まず、安心できる川に
緊急対策-部分的拡幅工事-
A:そうしたら、その短期対策の1つが即、現実のものとなりました。
B:部分的な拡幅をする改修工事ですね。
A:浸水のストレスがなくならない限り、安間川を楽しむなんて考えられないというのが、当事者にとっては偽らざる心情だったようです。
B:そこへ目に見える形で拡幅工事が始まった。これでやっと解放されると希望が見えてきたんですねえ。
A:これによって行政への信頼が増して、協働事業を実感することができました。
市民原案策定までのプロセス
A:これが市民原案作成までのプロセスです。
B:住民説明&交流の会3回開催されたんですね。
A:そこには6回行ったイベントで得られた情報を全て盛り込みました。
B:それによって安間川への愛着が芽生えていったんですね。
A:コンセンサス会議は12回です。
B:後半はずいぶん詰まっていますね。
A:これが思い返せば実に貴重な時間で、この過程で安間川の抱える課題は住民自身のものでもあるということが意識されていったんですね。
B:事業の最初に聞こえてきた「~してほしい」という思いから「自分たちもできることをしよう」と、変わっていったんですね。
A:そうです。では、このようにして生まれた市民原案を次に紹介します。
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