わかものたちの多文化共生 全国交流会2005
日本で生活し、学び、夢を実現するために
2004年の「全国交流会」につづき、第2回目の今回は、将来に目を向け、外国人であるがゆえにぶつかるかもしれない壁を乗り越えるため、自分たちにできること、解決すべき課題について話し合い、「多文化なわかものたちの提言 2005」にまとめました。
また、同じ境遇にある仲間や先輩との交流を通して、自分の夢や目標、将来のイメージを描き、今後も励まし合えるネットワークをつくりました。
日程と内容
2005年7月22日(金) 浜松市福祉交流センター 練習室&会議室
1.開会あいさつ、自己紹介
2.ジルソン・ドス・サントス氏(ブラジル人)による演劇ワークショップ
テーマ:「乗り越えた困難と希望」
身体を動かすことに始まり、様々な設定で即興のやりとりを繰り返し、最後は二組に分かれて五分程度の即興劇「教室内での外国人差別」「日本人と外国人の不良集団のケンカ」を発表
3.分科会1 「日本に来て大変だったこと、うれしかったこと」
日本に来ての生活や学校について、7~8人のグループで話し合いました。
4.交流会
自主製作ビデオ 「レモン」、「私のルーツ、私の希望」上映
Home for Voiceの寸劇、ペルーの音楽♪、パラグアイのダンス、ブレイクダンス☆ などを発表!
23日(土) 浜松市アリーナ 研修室
1.全体会:「大学生・社会人のスピーチ」
日本で大学進学を選び、入学した経緯、そして将来への展望を聞きました。
2.分科会2:「これからぶつかる壁を乗り越えるために」
進学?就職?帰国?…選択肢を広げるために必要なこと、自分たちにできることを提案。
3.全体会:「わたしたちからの提案・メッセージ」
グループごとに、提案を発表
4.昼食親睦会
シュハスコ(ブラジル焼肉)を食べながら、今後のネットワークづくりにむけて、親睦を深めました。
主催:浜松NPOネットワークセンター
AJLAN(Asociasao dos Jovens da Latina America no Nippon
日本南米若者協会…浜松の外国籍高校生が立ち上げた当事者団体 メンバー約10人)
助成:日本財団
協力:Home for Voice(東京)、Re:C(神戸)
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