2013
ヒューマンライブラリー
「生きている本」と対話 -あなたにとって新しい関係性を発見するために-
ヒューマンライブラリーでは、誤解や偏見を受けやすい人々を「生きている本」として、貸し出します。
読み手は本を借りることで、30分間「生きている本」と対話をすることができます。対話によって、自分のもっている固定観念に気づき、新たな視点を得ることができるでしょう。
- とき
- 第二回 2014年1月13日(月・祭)
- ところ
- クリエート浜松 51会議室 ほか
- 内容
- 参加の皆さんとお話することができる「本」は次の方々です。あなたのご利用をお待ちします。
- 一巻 小林春彦(身体・高次脳機能の中途障がい者)
- 二巻 中王子みのり(下肢・視覚障がい者(全盲))
- 三巻 高橋ひょうま/グエン・カン・ティエン(ベトナム難民)
- 四巻 真白(両性愛者/性的少数者)
「健常者福祉を主張して ~脳機能障がい者の見えざる困難~」
私は18歳の大病で九死に一生を得ましたが、それ以降、身体機能と高次脳機能に重複した障がいを持つカラダで生きていくことを余儀なくされてしまいました。それも、その闘病の前後で外見への変化を伴わないまま…。そして25歳。健常者として育った故郷を離れ単身上京し5年。人は私を健常と捉えますが、私は障がい者。その見えざる困難と社会生活をお話します。
「ニューヨークシティマラソンとその後」
3歳ごろより視覚障がいが始まり、高校まで視覚特別支援学校に通いました。大学在学中に米国へ研修留学。卒業まもなく、複合型けいせい対麻痺と診断され、歩行も困難となりましたが、ハンドサイクルを使ってニューヨークシティマラソンに参加・完走しました。なぜ私が、パソコンやSNSを活用し、声を社会に届けようとしているのか、お話します。
「ここにいる結果の理由」
僕は、1982年にベトナムよりインドシナ難民(ボートピープル)として来日しました。なぜ日本にいるのか? なぜベトナムを脱国しなければならなかったのか? 僕が生まれた瞬間に芽生えた親の覚悟、その裏にある国を捨てた理由。今ここにいる奇跡に繋がる軌跡のお話をします。
「多数派の社会に生きる ~性的少数派セクシュアルマイノリティ~」
初恋の相手は男の子、初めて女の子を好きになったのは小学高学年。両性愛者として、異性愛者と同性愛者から偏見を受けやすい立場の私から見た、“私らしく、あなたらしく生きる多様性”についてお話します。
参加費:無料
定員:1回の読書会に5名まで(延べ60名) 要予約
申込受付期間:11月15日~12月20日(9時~18時) 先着順
主催:浜松市 ※浜松市ユニバーサルデザイン協働委託事業
企画運営:特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
申込・お問い合わせ
本を借りるには予約が必要です。申込書をダウンロードしてお使いください。
お名前、連絡先をお知らせください。
参加の際は、読書会開始時間の15分前までに会場受付にいらしてください。
Tel,Fax: 053-445-3717
E-mail:info@n-pocket.jp
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